TRY 4 LIFE インタビュー

横綱でのキャリア
23歳で店長に昇格。3年間で3店舗の店長を経験。
26歳から39歳まで営業部長としてラーメン横綱の営業現場に携わる。その後、2011年に新会社「株式会社横綱厨房」を設立し、代表取締役に就任。

「TRY 4 LIFE」を利用しようと考えられたのはいつ頃ですか?

私は、はじめ、新規事業「ちゃんぽん事業部」としてスタートしました。事業部として2年が経ち、それまで横綱本社で行っていた会計処理を完全別会社で運営する事で、会社としてどれだけ利益が残せたのか、といった会計上の数字を明確にする必要を感じていました。そして、「自分たちで利益を上げ運営していきたい」と言う想いから、「TRY 4 LIFE」制度を利用し、法人化にしようと考えました。私と社員2名からのスタートでした。

「TRY 4 LIFE」を利用されて良かったことはなんですか?

これまで経営的な細かな指示をされることなく、思うようにやらせていただいています。まかせて頂いている実感があります。「TRY 4 LIFE」を利用して本当に良かったと思います。

会社設立から現在にいたるまでの歩みを教えてください。

設立にあたって、まずは1店舗1店舗がきっちりと利益を出せるお店にしていこうと思いました。そのために必要なことは、お客様が何を求めているのか、しっかりとお客様の声を聞き、受け止め「美味しいものを適正な価格で提供」していくことでした。そして、地域制や客層に合わせた店舗運営を続けていきたいと考えました。

また、会社としての独り立ちはもちろん、事業部の時代には、現在のような商品開発課がなかったため、「横綱厨房」で食材選びや調理方法、提供スピード等「ラーメン横綱」のテストキッチン的な役割を担っていました。そのため、炒飯や唐揚げ等、ラーメン横綱のメニューとして取り入れられたものもあり、シナジー効果が発揮できたと感じています。そして、現在も横綱厨房としても様々なスケールメリットを受けています。

現在でも横綱本社からのバックアップはあるのですか?

はい、もちろんあります。食材や取引業者など様々なスケールメリットを今でも受けています。現在も試行錯誤の連続ですが、法人化の4ヵ月後にオープンした三番街店が好調をキープしております。横綱本社からの借入れも何とか半分まで返済できました。

今後の目標を聞かせてください。

社員も私も含め7名まで増えました。来年に3号店をオープン予定です。社員のポストアップも考えて、会社設立5年で6店舗を目標にやってきましたが、従業員の成長に合わない無理な出店はしません。これも横綱で学んだやり方です。味・接客・オペレーション、全てにおいて満足していただける様な体制で今後臨みたいと思っています。

株式会社横綱厨房

代表取締役社長 伊藤 信一
資本金 800万円
従業員数 40名(アルバイト含む)
事業内容 「ラーメン横綱 阪急桂店、阪急三番街店、堺プラットプラット店、クリスタ長堀店」の運営

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