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社員インタビュー

人事部 課長 松田 裕介

役職 人事部 部長
入社 2004年3月 年齢 1980年生まれ
趣味 マラソン、ドライブ 家族 妻、子供2人

横綱との出会いと入社までの経緯を教えてください。

私は大学在学中、横綱でアルバイトとして働いていました。
そして卒業後、社員として入社しました。
アルバイトとしての仕事は楽しかったのですが、正直、就職先として外食企業は全く頭にありませんでした。そんな中、当時の店長が、何度も熱心に「社員として働かないか」と誘って頂きました。
横綱は好きだったし、なによりその店長に憧れもありましたが、イメージとして外食産業が労働集約型で「残業している者が頑張っている」という風潮を拭い去ることが出来ませんでした。
ある日、店長に食事に誘って頂き、「ここで働きたいと思える会社にしていきたい。そのための労働環境も変えていきたい!」と熱く語ってくださいました。具体的な将来的なものを提示された訳ではなかったですが、社風やこのビジョンの実現を裏付ける財務体制など、これが将来的に実現していける会社であると確信しました。
正直、親には反対されましたが、5年後、10年後に期待し入社を決意しました。

入社後のキャリアを教えてください。

入社1年目でチーフ、3年目で副店長、4年目で店長に昇格しました。
その後、店長経験6年を経て現在の人事部に至ります。

店長経験6年の中で感じた店長の存在とは?

店長がイキイキしていなければ、そのお店のスタッフもイキイキしませんし、そのスタッフが接客をすると、お客様も満足できないというサイクルが起こります。
逆に店長がイキイキと仕事をすることで、良いサイクルが生まれます。
店長になると大きな権限があたえられますが、その分、責任も重い、でもだからこそやりがいがあり、楽しいのです。
また、毎年の“経常利益額”により“決算賞与”が支給される仕組みがあり、日々の営業や店舗運営が、自分の収入に反映されます。
やったらやっただけの評価もされます。それが横綱の「店長」という仕事です。

仕事の中での成功体験を教えてください。

店舗間での異動というのが定期的に行われる中で、店長が変わると1週間程度で辞めていくスタッフというのがどうしても出てきてしまいます。
原因も様々で、全てをこたえることは出来ませんが、私は「何か成長できると思うから、まずは3ヵ月一緒にやらないか?」と声をかけたことがあります。
そのスタッフが1年後「あの時、辞めなくてよかったです!」と言ってくれたことが、何より嬉しかったです。

逆に挫折した経験はありますか?

店長になってすぐの事です。
先程の真逆ですが、自分の配慮が足りず、ベテランスタッフが辞めてしまったことがあります。原因は“私の方針についていけない”と言われました。
自分にとって大切に思っていたスタッフだっただけにかなり後悔しました。

もっとそのスタッフの立場に立って考えることが出来ていたら、今でも続けてもらえたんじゃないかと思います。
このことが、人とトコトン向き合うきっかけになりました。
この出来事が起こる前は、辞めてしまいそうなスタッフに声をかけることが苦手でした。結局、苦しいことから逃げていたんだと思います。こうして、わかっていながらも時間が解決するまで見過ごしてきましたが、これをきっかけに人と向き合うことから逃げなくなりました。すると一人一人のスタッフの表情が明るくなっていきました。この経験があったからこそ、今の自分があると思います。自分を変えられるのは自分しかいない。自分の役割・責任と向き合い、主体的に自分の判断に責任を持てるようになりました。

現在の仕事内容と大切にされているテーマを教えてください。

現在は人事部として採用・教育・研修に携わっています。
「人が集まる会社」にすることがテーマです。それを実現させるためには、人が集まり人が定着する仕組みを作っていかなくてはいけません。
また、働きたくなるような職場環境作り、自分の仕事や個性に誇りを持てる充実した環境、更に広報としてのイメージ戦略、キャリア別のよりクォリティの高い研修カリキュラムなど、手つかずの仕事がまだまだたくさんあります。

今後、会社にとってどのような存在でありたいですか?

先述しましたが、“人が集まる組織”、それに伴う“環境を作ること”が自分の価値になると思います。イキイキと働く人を見て、自分もそんな働き方をしたいという「良いサイクル」が生まれれば、未来永劫に発展していける会社になれるのではないでしょうか?それを担っていける存在でありたいですね!

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